トールのDRAGONS応援記
今期最高の大逆転ゲーム!9回、見事五十嵐撃ち!
 まさに神がかり V見えた! 
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中 日 10
ヤクルト
2004年 8月14日 神宮球場 観衆数/ 32000人 試合時間/ 3時間35分 
 
勝利投手 落合    3勝3敗10S      
敗戦投手 五十嵐  3勝2敗23S
本塁打  3回裏 岩村    2ラン 32号   
       7回裏 古田   ソロ  18号  
                           
Vへ向かってひた走る我がドラゴンズ。
しかし、僕にとっての心残り、引きずっているのはゴールデンウィークでの神宮球場
悪夢の3連敗のトラウマ。
あの時はマジ凹んだんで、神宮リベンジを今か今かと待ち続けての観戦となりました。
先発は、久々の朝倉。ヤクルトも久々の鎌田。
実績から言えば、朝倉に一日の長があるし優勝へ向けて一直線の勢いだし
リベンジは確実だなって思いながら。。。プレイボール!

しかし、思い通りにならないのが野球というスポーツ。
先に捕まったのは、朝倉。しかも捕まったというのではなく、わけのわからないボーンヘッドが
この試合の幕開けとなりました。
2回、無死1,2塁とやばいな〜と思いながらも、稲葉が平凡なセンターフライ。
この位置ならタッチアップもできないな、良し!って目を切った瞬間、スタンドから悲鳴!!
なんと名手アレックスが、まだ完全に日の落ちていない空に打球を見失って後逸!きゃ〜〜!!
1アウト1,2塁で8,9番に廻ってOKだったはずが、2点取られてなお無死3塁。
やっぱり神宮は魔物が住んでいる〜(ノ◇≦。) ビェーン!!
その後も谷繁がパスボール。岩村のホームラン。
やっと6回に1点取っても、裏に井上の拙守、7回に古田のホームランで1−7。
攻撃のほうも淡白な攻撃を続け、GWの試合にそっくりの展開。
マジ、帰ろうと思いました。

でも、最後まで見届けなきゃドラゴンズファンじゃない!
優勝チームの課程を見ておこうって、半分開き直って8回に入りました。
この回、先頭アレックスの2ベースを口火にリナレスのタイムリーで打てそうで打てなかった
鎌田をKO。そして出てきたのが田中っていう投手。誰っ!?
そんなわけのわからない投手を勝ってるときに出すんじゃねえ!
結果、そのとおりにそこからつるべ打ち。
出てくるヤクルトへぼへぼ中継ぎをめった打ち!
浮き足立ってきた守備陣のミスも重なって一気に5−7!!

しかし、残るはあと一回。それもただいまセーブ王の158キロ五十嵐が待ち構えている。
ただし、救いだったのが先頭打者が立浪だったこと。
150キロ超のボールをすべてカット。そして変化球も見事に見切ってカウントを稼ぎ
そして、最終的に157キロストレートをライト線へツーベースヒット。
もう、ライトスタンドはお祭り騒ぎ、そして絶叫!
それまで、出ていなかった「♪狙い撃ち〜!」の大合唱!
そして、打線も本当に本当に五十嵐を大攻略!
4安打、2四死球を集め、あっという間に逆転!
貴重なつなぎの大西。谷繁の逆転タイムリーはわれわれレフトスタンドの目の前に転がってきました。
そして、涙の川相のつなぎ安打。締めくくりは荒木の谷繁と同じ軌道の2点タイムリー。
もう、何がなんだかわからないくらい興奮していて、
何回ジャンプしたか、何を叫んだか、頭がふらふらになっちゃって。。
とにかく、これが今年のドラゴンズ。日本一を奪還するドラゴンズの力なんだと確信できました。
冷静に書いているようで、やっぱり興奮してきました。
ドラゴンズ、ありがとう!やっぱすごいや!

そして、僕がこの試合で一番感動したのはアレックス。
前半にとんでもないミスをしたものの、それを取り返そうと取り返そうと
必死で球に食らいついていってた姿。チャンスにデッドボールを受けた時の
相手への熱視線。よくがんばった、アレックス。

今日の教訓
 優勝チームには、こんな神がかり的な試合が何度も出てくる。
 もっともっと行かないと!でも心臓には悪いよ〜(^^;;