トールのDRAGONS応援記
男だ!憲伸! 
 これぞ気迫のピッチング!日本一へ王手!
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中 日
西 武
2004年 10月23日 西武ドーム 観衆数/ 31526人 試合時間/ 3時間 29分 
 
勝利投手  川上  1勝 1敗 5セーブ         
敗戦投手  西口  0勝 1敗
本塁打   9回表 立浪     2ラン 2号
        9回表 アレックス   ソロ 2号
        
                           
日本一へ向かってひた走る我がドラゴンズ。

僕にとって16年ぶりの日本シリーズ。それも同じ西武ドーム(当時は西武球場)。
くにっちさんのおかげで事前にチケットげっちゅ〜で、しかも自由席なのに
前のほうに並ばせてもらって、臨戦態勢完了!
でも、入場したとたんしばし呆然。やっぱり屋根がつくだけでまるで違う球場になってた。
あのヘンで見てたんだよな〜なんて考えてたら、いよいよ先発の発表。
九分九厘憲伸だとわかっていても、事前情報で違うかも〜なんていわれてたから
ちょびっとドキドキドキ。
「ピッチャー、川上。キャッチャー谷繁のバッテリーでございます」
やった〜!憲伸だ〜。沢村賞の憲伸だ〜!!
これまでのレポを見てくれた方にはわかると思うけど、今シーズンなぜかしら憲伸の
先発には当たらず。(っていうか憲伸だけ見てなかった)
それだけに、憲伸のピッチングを見れることが何よりも嬉しかったんです。

しかし、憲伸はそんな期待の上のまた上を行ってくれました(*^o^*)
初回からフルスロットル。外角低めにびしびし。
しかも気迫が外野席の僕までびしびしと伝わってこれぞ、憲伸!のお見事すぎるピッチング。
あれだけ打っていた西武打線を、手玉に取るというか気迫で押しまくって
「打てるもんなら、打ってみろ!」川上憲伸、ここにあり!
なんとなんと、6回ワンアウトまでパーフェクとピッチング。
打線も、久々先発の西口を3、4回に攻略。
特に3回の荒木の3塁打は特筆もの。2ベースコースの打球を緩慢に処理している
和田を捉えて、2塁ベースノンストップで3塁へ。
まさに、昔巨人の守備をあざ笑った辻の走塁そのもの。
そのあとも井端の内野ゴロでホームへ果敢なスライディング。
荒木でもぎ取った先制点でした。追加点も好調の井上!
好調谷繁がバントで送ったチャンスをきっちりタイムリーで応える。

もう外野席はドンちゃん騒ぎもいいとこ。(和田〜はげ〜はちょっと蛇足ですけど)

そして、憲伸がはじめて捕まった6回にもドラマが!
2死1,2塁から代打小関にあわや同点3ランのフェンス直撃弾を、井上ー荒木ー谷繁の
鉄壁ラインで2点目をホーム寸前阻止。
守って勝ってきたドラゴンズの真骨頂がここでもでました。
そしてそして、そんな堅守に呼応したのがやっぱり憲伸。
飛ばしてきたツケの限界かって思った7回。先頭フェルナンデス、そして驚打カブレラを
連続三振。そのまま8回まで1失点のみ。

しかし、打線のほうは3点をとった後はず〜〜っとノーヒット。
3−1じゃ、まだわかんないぞ〜。
そんな空気がただよったままついに9回。
それももう2死。このまま裏か〜〜って思っていたら、なんと井端の打席で
ナゴヤドームのときに聴きなれたメロディーが・・・。
あっ、狙い撃ちだ〜〜!!!!
その後、まさにまさに奇跡が起きたんです。
♪ね〜らいう〜ち〜 に乗って井端がレフト前ヒット!
そして我等がたっちゃんの打球がライトスタンドへ〜〜〜〜!!!!!!
やった〜〜〜!!立浪〜〜〜!!!
もう、レフとスタンドがお祭り騒ぎの中、今度はアレックスが我々のレフとスタンドへ!!
連続ホームラン!!
なんだこりゃ〜〜。奇跡じゃ〜〜〜〜。
僕なんて、喜びすぎてこけちゃいました。でも、痛くないんだな〜、これが。
もう、怖いもんなんかないぞ!どうだ!これがドラゴンズじゃい!!
9回裏は、守護神岩瀬がきっちり締めてついに王手!!やったい!!

試合終了後の監督インタビューが泣かせる。
「この大観衆が選手の後押しをしてくれているんです」
「50年ぶりの日本一、必ず勝ち取ります」
なんと泣かせるだけじゃなくって、落合監督も泣いてたんですよね。感動!
そして、憲伸は投球時の鬼の形相でなくスポーツマンらしく
「ありがた〜〜す!」かっちょえ〜〜!

日本一へあと一勝!たのんだぞ、ドラゴンズ!